宮浦ギャラリー六區

宮浦ギャラリー六區は、2013年夏、直島?宮ノ浦地區に設置されたギャラリーです。建築家?西沢大良により、かつて島民が行き交っていた娯楽の場「パチンコ999(スリーナイン)」を、隣接する公園とともに、島內外の人々が集う場として設計?公開しました。
この場所を拠點に2019年9月より、プロジェクト?瀬戸內「   」資料館?が始まっています。

インフォメーション

タイトル:
プロジェクト《瀬戸內「   」資料館》
第三回《瀬戸內「鍰造景」資料館》
開催期間:
2021年8月14日(土)~9月12日(日)のうち、
土日および8月23日(月)、9月6日(月)のみ開館
開館カレンダー
開館時間:
13:00~16:30
會場:
宮浦ギャラリー六區/瀬戸內「   」資料館
( 〒761-3110 香川県香川郡直島町2310-77 )
鑑賞料金:
無料
アーティスト:
下道基行

資料館のご紹介

瀬戸內「鍰造景」資料館ロゴ

アーティスト?下道基行による?瀬戸內「   」資料館?は、2019年9月から始動しました。直島を中心とする瀬戸內海地域の景観、風土、民俗、歴史などについての新しい資料館をつくるプロジェクトです。そこに住む人々、関わりを持つ人々とともに、各分野の専門家も交え、調査、収集、展示し、語り合う場として構想しました。「   」の中には毎回の展示のテーマが表記されます。一連の営みは記録として保存し、次への展開に活用していきます。

第三回は?瀬戸內「からみ造景」資料館?と題し、銅製錬の際に発生する不純物である「鍰」がつくる風景に著目します。
直島では1917年から銅の製錬所が稼働し、主たる産業として島の生活を支えてきました。鍰製の煉瓦や瓦は、直島では1950年代に製造されていたといわれており、住宅の基礎や外壁、階段などに用いられ、現在も島の隨所で目にすることができます。
2020年3月に直島に移住した下道は、風景のなかに殘る鍰に注目しました。同年4月には鍰に関心を寄せる島民二名※1とともに「直島鍰風景研究室」※2を立ち上げ、一年以上に渡り島に殘る鍰の風景を撮影?収集しました。調査の結果は「直島鍰風景地図」に結実し、本展でも各所の寫真とともに紹介されます。
下道は銅鉱山やかつて製錬所が存在した町など、銅製錬に縁のある日本各地にも足を運びました※3。荒川鉱山があった秋田県大仙市で下道が出合った「からみ製大黒」や、鍰製の墓石、尾小屋鉱山があった石川県小松市の集落などからは、日本の近代化の歴史や、銅製錬とともにあった人々の営みが浮かび上がります。
直島や日本各地の鍰がつくる風景を通して、私たちの足元に確かに存在する近代化という歴史の地層を體感いただきたいと考えています。

※1  岡本雄大、アンドリュー?マコーミック
※2  直島鍰風景研究室」のInstagram。直島の鍰風景が撮影?収集されている。
https://www.instagram.com/naoshimakarami/

※3 「日本鍰風景資料館」のInstagram。下道が日本各地の鍰風景を撮影?収集している。
https://www.instagram.com/japanslagscapearchive/

karami.png

(左)直島でみられる鍰製の瓦/(右上)「からみ製大黒」 秋田県大仙市協和 大盛館蔵/(右下)鍰製の六角形の石積み 石川県小松市

アーティスト 下道基行

1978年岡山生まれ。2001年、武蔵野美術大學造形學部油絵學科卒業。日本國內の戦爭遺構の現狀を調査する「戦爭のかたち」(2001-2005)、祖父の遺した絵畫と記憶を追う「日曜畫家」(2006-2010)、日本の國境の外側に殘された日本の植民/侵略の遺構をさがす「torii」(2006-)など、展覧會や書籍、ワークショップなどで発表を続けている。フィールドワークをベースに、生活のなかに埋沒して忘卻されかけている物語や日常的な物事を、寫真やイベント、インタビューなどの手法によって編集することで視覚化する。2019年、ヴェネツィア?ビエンナーレ國際美術展日本館の參加アーティストでもあり、國內外さまざまな展覧會に參加。さらに、作家として作品をつくることと並行して、「Re-Fort Project」(2004-)、「新しい骨董」(2014-)、「旅するリサーチラボラトリー」(2015-)など、さまざまな人々とのグループ/コレクティブでのプロジェクト活動も多數行っている。2019年より?瀬戸內「   」資料館?を企畫?監修し、「館長」に就任。

建築のご紹介

宮浦ギャラリー六區

宮浦ギャラリー六區は、直島の人々の生活エリアに整備された最初の展示施設です。長年島の人々に親しまれてきた舊パチンコ店のファサードはそのままに、本體は全面的に改修し、展示施設として再生しました。
展示室は、作品を自然光の下で鑑賞できるよう天井には約400本のルーバーを用い、季節や時間の移り変わりとともに異なる作品空間をつくり出します。
また、合わせて隣接する児童公園の一畫に芝生の休憩テラスを設け、ギャラリーからの観客出口を公園側に設けることで、鑑賞者と直島の子どもたちが一つの空間に共存できるよう、ギャラリーにとっての前庭を兼ねた屋外空間としています。

西沢大良
1964年東京生まれ。1993年西沢大良建築設計事務所を設立。
代表作:「砥用町林業総合センター」(2004年、熊本)、「沖縄KOKUEIKAN」(2006年、沖縄)、「駿府教會」(2008年、靜岡)、「宇都宮のハウス」(2009年、栃木)、「今治港再生エリア都市計畫」(進行中、愛媛)。

ご來館のお客様へ

施設?サービスのご案內

お身體の不自由なお客様へ

(1)バリアフリーについて
 施設の特性上、バリアフリー対応になっていない場所がございます。あらかじめご了承ください。
 お越しいただく際は可能な限りの入館サポートをいたしますので、施設へ直接ご相談ください。

(2)車椅子等の貸出について
?車いす:貸し出しはございません。
?筆談具:あります。
?多目的トイレ:ございません。
?介助犬?盲導犬?聴導犬を同伴してご入館いただくことができます。

新型コロナウイルス感染癥 感染予防の取り組み

  • ?アート施設での入場數を制限します。
  • ?來館者、スタッフともマスクを著用します。
  • ?咳や発熱など風邪の癥狀、息苦しさや強いだるさのある方は入館を遠慮いただきます。來館者に検溫をお願いします。
  • ?施設にアルコール消毒液等を設置し、手指消毒を徹底します。
  • ?受付等では、最低1mの間隔をあけて並んでいただくなど、ソーシャルディスタンスを確保します。
  • ?受付にはアクリルボードを設置します。
  • ?施設內のアルコール消毒清掃を強化し、定期的な換気及び消毒を実施します。
  • ?來館者の居住地の確認、連絡先の取得を行います。
  • ?職員の出勤時の體調確認、検溫を実施します。

お問い合わせ

〒761-3110 香川県香川郡直島町2310-77 宮浦ギャラリー六區
Tel : 087-892-3755(地中美術館)
お問い合わせはこちら

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